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LGBTsニート

NEET株式会社LGBTs事業部のブログです

同性が好きだけど異性愛者です!?―Aセクシャルの分類より

恋愛と性指向

はじめに

 今回は、性的魅力と恋愛感情というものを、分けて考えることを主張したいと思います。

 それを思いついたのは、Aセクシャルというものについて調べていたときです。よって、まずAセクシャルについて簡単に説明し、それから性的魅力と恋愛感情について述べていきたいと思います。そして、ヘテロセクシャル異性愛)でありながら同性と付き合いたい、と思うことに言及します。

 

Aセクシャルとは

 まずAセクシャルについて、簡単に説明します。詳細に知りたい方は、もっと専門的なサイトを見たほうがいいと思いますので、参考になるサイトのリンクを張っておきます。

 

asexual.jp-Aセクシャル(アセクシャル・エイセクシャル)情報サイト

 

 Aセクシャルとは、他人に対して性的魅力を感じないことを指します。ちなみに発音の仕方は、「エイセクシャル」または「アセクシャル」です。

 で、問題は、「性的魅力」という語です。性的魅力とは、性的な関心や欲求を指すと考えたらいいようです。ただし、ここに「恋愛感情」は含まれません。
 なぜならば、Aセクシャルの下位分類として、「ロマンティック Aセクシャル」「アロマンティック Aセクシャル」というのが存在するからです。
 恋愛感情を抱くAセクシャルが、「ロマンティック Aセクシャル」、恋愛感情を持たないAセクシャルが「アロマンティック Aセクシャル」です。

 ちなみに、日本独自の考え方としては「ロマンティック」「アロマンティック」というAセクシャルの分類ではなく、「Aセクシャル」「ノンセクシャル」というAセクシャルとは異なる分類名を用いた分類がなされることもあるようです。しかしそのような分類は、世界の動向として一般的でなく、今回のブログのテーマを大きく逸脱してしまうので、深入りしないこととします。

 

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性的魅力と恋愛感情

 僕が、このAセクシャルというものから学んだことは、「性的魅力」と「恋愛感情」を別物として、切り離すという考え方です。

 そう言うと、そんなの当たり前ではないか。何をいまさら。と思われる方も、もしかしたらいるかもしれませんが、それはあまり一般的ではない考え方ではないでしょうか。一般的には、以下の図のようになると僕は思います。

 f:id:susuroc:20160705165243p:plain

  すなわち、恋愛感情を含まない性的魅力は存在するけど、性的魅力を含まない恋愛感情は存在しない。ということ。僕は少なくとも、そういうふうに思っていました。

 しかしAセクシャルの説明を読むと、この考え方は、性的魅力と恋愛感情を以下のように捉えていると解釈できます。

  

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  ということは、たしかに性的魅力と恋愛感情の重なる紫の部分は存在しますが、性的魅力を含まない恋愛感情も存在するということです。そして性的魅力と恋愛感情は、それぞれ独立したものだということです。

 

性指向の問題

 さて、上記が正しいとするならば、ある一つの結論が導かれることになります。
 それは、性的魅力の対象と、恋愛感情の対象が異なる場合があり得る、ということです。

 「性指向」とよばれるものがあります。それは、簡単に言うと「異性愛」か「同性愛」か「両性愛」か、あるいは相手の性別はとくに関係がないか…といったことを指します。

 ここで、性指向は、性的魅力と恋愛感情で異なる場合があるのではないか、ということが言いたいのです。

 たとえば、僕の場合は、性的魅力の性指向は異性愛だが、恋愛感情の性指向は同性愛だ、というように言えるのではないかと思うのです。

 

おわりに

 今回の内容について、まだ思いついたばかりで、深い考察も何もできていません。もしかしたら、僕が調べてないだけで、とっくの昔にこのような論が発表されているのかもしれません。また、僕の言っていることに矛盾があったり、何かおかしいとこがあって、論理が破綻しているかもしれません。
 なので、この問題について、これからも考察と資料の調査が必要でしょう。その進展については、これからもこのブログでお伝えしていきたいと思います。

 

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